【2026年9月】リラクゼーションサロンのGoogle口コミの増やし方|「マッサージ」と書けない業種の声かけと指名の生かし方

この記事の監修者

新宮 秀也|京都市のSEO対策専門・ホームページ制作・WEBメディア運営 | リードクリエーション株式会社

リードクリエーション株式会社
代表取締役社長 兼 Webコンサルタント

新宮 秀也

バリューコマース国内報酬月間ランキングで1位を獲得した実績を背景に、専門的なSEO会社を設立。
理論だけでなく、実践を基にした効果的なSEO戦略を提供するのが強みです。
主力としては、地域をターゲットとした店舗向けの検索順位向上や、洗練されたWEBメディアの構築を得意としています。

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リラクゼーションサロンのGoogle口コミは、美容室やエステ向けの増やし方をそのまま当てはめても増えません。施術中にお客様が眠ってしまうため、「施術中の会話の流れで」という定番の声かけが使えないからです。そこへ、広告で使えることばの制約と、指名による口コミの偏りが重なります。

この記事では、Googleのクチコミポリシーと厚生労働省の指針で確認できた範囲に絞り、口コミを増やす手順を整理します。

目次

リラクゼーションサロンの口コミは、エステとも整体とも別の前提で考える

日本標準産業分類の細分類7893「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」は、「手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う事業所をいう」と定義されています。同じボディケアやフットケアでも、皮膚を美化して体型を整えるものはエステティック業(7892)、医業類似行為のものは別区分(8359)です(政府統計の総合窓口、2026年9月24日確認)。

ボディケアでもフットケアでも、目的は弛緩なので、口コミは「癒された」「ぐっすり眠れた」に寄ります。仕上がりを鏡で見て喜ぶ瞬間も、通院の節目もありません。

店舗が広告で使えることばには制約がある

医師以外の方があん摩、マッサージ、指圧、はり、きゅうを業として行うには免許が必要です(あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律第一条)。同法第七条第一項は、これらの業や施術所に関して「何人も、いかなる方法によるを問わず」定められた事項以外を広告してはならないと定めています(2026年9月24日確認)。

「何人も」が対象である以上、無資格だから関係ないとは読めません。ただし規制に当たるかは事実関係によるため、この記事では線引きを示しません。看板、メニュー表、返信文で「マッサージ」を使うかどうかは、開業地の保健所や自治体に確認してください。

施術中を外し、4つの場面に声かけを割り当てる

口コミの依頼がうまくいかない一番の理由は、声をかける場面の設計です。心身を弛緩させるのが目的である以上、施術中に眠るのはサービスが効いている証拠でもあります。そこで施術中を外し、受付、カウンセリング、クールダウン、会計の4つに役割を割り当てます。

来店から退店までの、声かけの役割分担

受付

口コミの入口を目に入れておく

カウンターに小さなカードを置く、スマートフォンですぐ開ける形にする

施術前のカウンセリング

体調と要望を聞くことに集中する

口コミの話はしない、気にして来た点を聞いておく

施術後のクールダウン

感想を一言うかがう

目を覚まして落ち着いてから、内容は指定しない

会計

書ける場所を伝えて見送る

すべてのお客様に同じ案内をする、その場で書くことは求めない

施術中は、お客様が眠ってしまうことが多く、目的である弛緩を妨げるため、声かけの場面に含めていません

受付では、口コミの入口を用意するだけにとどめる

カウンターに小さなカードを置き、スマートフォンをかざすだけで投稿画面が開く形にしておきます。ここで声をかける必要はありません。来店したばかりでは、まだ書くことがないからです。

受付の導線は、【保存版】NFCタグでGoogle口コミを集めるとは?で扱っています。

施術前のカウンセリングでは、口コミの話はしない

ここに口コミの話を混ぜると、評価を先に求められていると感じさせます。何を気にして来店したかを聞いておくと、施術後の一言が自然になります。

施術後のクールダウンで、感想を一言うかがう

お客様が起き上がって落ち着いたところが、感想をうかがう中心の場面です。「本日はいかがでしたか」とうかがい、気になった点があれば次回に生かします。

注意したいのは、満足していそうな方にだけ投稿を勧めるやり方です。肯定的なクチコミを選択的に募る行為に当たり、Googleのポリシーで禁止されています。感想の聞き取りと口コミの案内は切り離し、案内はすべてのお客様に同じように行います。

会計のときに、書ける場所だけを伝える

会計は、すべてのお客様が必ず通る場面です。「よろしければ、Googleに感想を残していただけると励みになります」程度にとどめ、カウンターのカードを指し示します。その場でかざす方もいますが、店舗から求めてはいけません。

リラクゼーションサロンの会計カウンターに置かれた小さなカード型のタグに、帰り支度をしたお客様が自分のスマートフォンをかざしている場面

都度利用が中心のこの業種に、コースの節目や通院の区切りはありません。1回の来店で完結させます。

Googleのクチコミポリシーで、依頼のときに禁じられていること

口コミをお願いすること自体は、禁止されていません。Googleのマップユーザー投稿コンテンツに関するポリシーは、インセンティブを提供せず、評価や内容に影響を与えようとせずに、実体験に基づく投稿を募ったり促したりする行為を許可すると明記しています(2026年9月24日確認)。問題になるのは、依頼したかどうかではなく依頼のしかたです。

公式ページで確認できた禁止事項

  • 実体験に基づかないコンテンツの投稿を募ったり促したりすること。
  • クチコミの投稿や、否定的なクチコミの修正・削除と引き換えにインセンティブ(金銭、割引、無料の商品やサービスなど)を提供すること。
  • 否定的なクチコミの投稿を妨げること、肯定的なクチコミを選択的に募ること。
  • その場で評価やクチコミを書くことを要求または強要すること、特定のコンテンツを含めるよう依頼すること。
  • 一定数のクチコミや、スタッフを特定するコンテンツなど具体的なコンテンツを含むクチコミを募るよう、スタッフに要求すること。
  • なりすまし、複数アカウントからの投稿、利益相反に基づくコンテンツ。

とくに引っかかりやすいのが、スタッフへの要求です。「担当セラピストの名前を書いてもらってください」と指示するのは、ここに当たります。

割引やサービス券と引き換えにする依頼も禁止です。詳しくはGoogle口コミを割引キャンペーンで集めるのは違反になるので注意!にまとめています。

写真付きの依頼と、件数の表彰の扱い

Googleは「特定のコンテンツを含めるよう依頼すること」を禁止しています。写真付きの投稿を指定する依頼も、含める内容を指定している以上ここに当たると当社は読んでいます。写真そのものの例示は公式ページにないため、この当てはめは当社の読み方です。

口コミの件数でスタッフを表彰することは、公式ページに記述を確認できませんでした。禁止とは書けませんが、当社は勧めません。表彰を始めると現場は件数を追い、相手を選びたくなるためです。

業種を問わない集め方は、口コミ獲得の方法12選にまとめています。

お客様が書いた口コミと、店舗が広告として使う口コミを分ける

集めることよりも、集まった口コミをどう使うかに注意が要ります。手がかりは、厚生労働省のあはき・柔整広告ガイドライン(令和7年2月18日)です。

指針が示している線引き

同指針のⅡ.6(3)は、利用者が自発的に施術所を推薦した場合は「誘引性」の要件を満たさず、広告とは見なさないとしています。一方、施術所からの依頼に基づく手記や、金銭等の謝礼やその約束がある場合には、広告として扱うことが適当であるとしています。

Google口コミに当てると、線は「お客様がご自分の意思で書いたかどうか」に引かれます。謝礼と引き換えの依頼はGoogleのポリシーでも禁止で、2つの決まりは同じ方向を向いています。

この指針がどこまで及ぶかは、確認できていない

同指針には「Ⅶ.無資格者の行為に関する広告について」があり、免許を持たない事業者を扱っています。ただしⅦ.2は、この項目を「関係団体等による自主的な取組を促すもの」と位置づけています。

一方、体験談を詳しく書いているⅥの対象は「施術所等」、つまりあはき・柔整の施術所等です。Ⅵが無資格のリラクゼーションサロンに法的な義務として及ぶかは、指針からは確認できません。

「取捨選択して載せると違法になる」とも「決まりがない」とも言えません。自主的な取組として、指針の考え方に合わせておくのが無難です。

事業者の表示全般に関わる景品表示法

実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に示す表示は、優良誤認表示として禁止されています。違反した事業者は措置命令や課徴金納付命令の対象になりうると消費者庁が示しています(2026年9月24日確認)。良い口コミだけを並べて見せる作りは、ここに触れる可能性があります。

スマホでは、表を1行ずつ縦に並べて見られます。

決まり確認できている内容確認できていないこと
Googleのクチコミポリシー見返りとの引き換え、その場で書くことの要求や強要、内容の指定、肯定的な口コミの選択的な募集、スタッフへの件数の要求は禁止写真の指定そのものの例示と、件数による表彰は、記述を確認できなかった
あはき・柔整広告ガイドライン自発的な体験談は広告と見なさず、依頼や謝礼があれば広告として扱う(Ⅱ.6(3))。便益を与える感想だけを選んで強調しない(Ⅵ.4(3)③)。症状の表現は使わない(Ⅶ.3(6))Ⅵが無資格の事業者に及ぶかは確認できない。Ⅶ.2は「自主的な取組を促すもの」
景品表示法実際のものより著しく優良と示す表示は禁止個別の表示が優良誤認に当たるかは内容と実態による

2026年9月24日時点で公式ページに確認できた範囲です。

店舗のスタッフが、パソコンの画面に並んだ口コミの一覧を見ながら、返信のことばを考えている場面

「肩こり」「腰痛」といった症状のことばは、店舗側の発信では使わない

同指針のⅦ.3(6)は、無資格者の行為について、国家資格を必要とする業を行っていると誤認を与える表示は不適切だとしています。さらに「腰痛」「膝の痛み」等の痛み症状や、慢性の「肩こり・疲労」等の症状に対する施術の表現は、広告およびウェブサイト等に表現すべきでないとしています。

気をつける先は店舗側の発信です。返信文、Googleビジネスプロフィールの投稿、自社サイトで、症状の改善をうたいません。

お客様が書いた口コミの文言は、店舗が消させることはできない

お客様がご自分の意思で「肩こりが楽になった」と書くことを、店舗は止められません。Googleのポリシーは否定的なクチコミの投稿を妨げる行為を禁じており、取り下げさせようとする働きかけも評価の操作に近づきます。

店舗がやるのは、削除の依頼ではなく返信のことばを選ぶことです。「肩こりが治ったとのこと、よかったです」と書けば、それは店舗側の表示になります。「ゆっくりお休みいただけたようで、安心しました」のように、店舗のことばは弛緩に戻します。

返信の書き方は、Google口コミの返信方法と返信例を解説!NGな口コミ依頼方法に注意にまとめています。

指名セラピストの強みは、依頼のしかたを変えずに生かす

この業種には指名の文化があり、口コミにセラピストの名前が出やすくなります。ここで本部がやりたくなるのが、指名の多いセラピストに依頼を任せることと、セラピスト別に件数を並べることです。どちらも、Googleのポリシーに触れる方向に進みます。

やってよいことと、やってはいけないことの境目

やってよいことは、次の3つです。

  • お客様が自発的にセラピストの名前を書くこと。止める必要はありません。
  • 会計の場面で、すべてのお客様に同じ案内をすること。
  • 名前を挙げていただいた口コミに、丁寧に返信すること。

やってはいけないことは、次の4つです。

  • スタッフに一定数のクチコミを募るよう要求すること(禁止)。
  • スタッフを特定するコンテンツを含むクチコミを募るようスタッフに要求すること(禁止)。
  • 満足していそうな方や指名の方にだけ依頼すること(肯定的なクチコミの選択的な募集)。
  • スタッフ自身に自店の口コミを書かせること(利益相反)。

指名の強みは、依頼の数ではなく、指名の方にもはじめての方にも同じ案内が届く状態で生きます。

多店舗で続けるには、依頼と返信を仕組みにする

1店舗なら店長の目が届きますが、モール内や駅前に複数店舗を展開すると難しくなります。当社に相談に来る事業者からは、本部が「口コミを集めて」と伝えても現場が動かず、「やっています」と言われても確かめるのが難しい、という声をよく聞きます。

この業種はチェーンとフランチャイズが多く、本部と店舗の距離が遠くなりがちです。4つの場面を決めても、伝わったかどうかが見えないままでは続きません。

複数の店舗を束ねる本部の担当者が、店舗のスタッフとオンラインで打ち合わせをしている場面

MEOの基本は、Googleビジネスプロフィールの基本情報を漏れなく入れ、目を留める写真を投稿することです。他社と差がつくのは口コミで、競合より増やし続けられるかが分かれ目になると当社は考えています。

返信も同じで、良い口コミにも星1の口コミにも1件ずつ向き合います。その対応を、ほかのお客様も読んでいます。

口コミはAI検索での見え方にも関わってくると当社は見ています。詳しくは【2026年9月】Google口コミはAI検索にどう影響する?で扱っています。

HIIDELの無料AI診断で、今の見え方を確かめる

誰がいつ何人に案内し、何件集まり、どんな評価だったのか。ここが見えると、本部は現場を責めずに手を打てます。

これを仕組みにしたのが、当社リードクリエーションが提供するAIO対策プラットフォームのHIIDEL(ヒイデル)です。無料のAI診断では、お客様と同じ質問をChatGPTとGeminiに実際に尋ね、Google上の存在感、AIでの見つかりやすさ、口コミの充実度、Webサイトの技術品質を100点満点で採点します(2026年9月24日、公式サイトで確認)。

まとめ

リラクゼーションサロンの口コミの増やし方は、エステとも整体とも別の前提で設計します。受付、カウンセリング、クールダウン、会計の4つに役割を割り当てるのが出発点です。

次に、お客様がご自分の意思で書いた口コミと、店舗が広告として使う口コミを分けます。店舗側の発信では、症状の改善をうたいません。多店舗では、これを現場の気持ちに任せず仕組みにします。自店舗の今の見え方は、当社の関連サービスであるHIIDELの無料AI診断で確かめられます。

この記事の監修者

新宮 秀也|京都市のSEO対策専門・ホームページ制作・WEBメディア運営 | リードクリエーション株式会社

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代表取締役社長 兼 Webコンサルタント

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会社名リードクリエーション株式会社
創業2017年1月
代表者代表取締役社長 新宮 秀也
所在地〒606-8101 京都府京都市左京区高野蓼原町14-1
電話番号TEL:075-744-0092(平日:9:00 - 18:00 土日祝除く)
従業員数10名(2026年5月末日現在)
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