
【2026年9月】AIO対策は自分でできる?無料でやる7つの手順と、AI検索での見え方の確かめ方
この記事の監修者

リードクリエーション株式会社
代表取締役社長 兼 Webコンサルタント
新宮 秀也
バリューコマース国内報酬月間ランキングで1位を獲得した実績を背景に、専門的なSEO会社を設立。
理論だけでなく、実践を基にした効果的なSEO戦略を提供するのが強みです。
主力としては、地域をターゲットとした店舗向けの検索順位向上や、洗練されたWEBメディアの構築を得意としています。

PR 本記事には当社サービスのPRを含みます。
結論からお伝えすると、外注もツールの契約もせずに、自分の手と無料の道具だけで進められる作業はあります。この記事では、その作業を7つの手順にまとめました。ただし、いちばん効く作業ほど終わりがなく、続ける段階で時間と人手が要ります。その境目も最後に正直に書きます。
AIO対策は、ChatGPTやGeminiなどの生成AI、GoogleのAIによる概要といったAI検索の回答の中で、自社が取り上げられる状態を目指す取り組みです。言葉の意味やSEOとの違いは別の記事に譲り、この記事は作業の手順だけを扱います。
いちばん紙幅を使うのは手順1と手順2、つまり自社がAIにどう出ているかを、自分で聞いて確かめ、記録する作業です。ここを飛ばすと、直しても変わったかどうかが分かりません。内容は、Googleの公式ヘルプで2026年9月24日に確かめたことと、当社が店舗ビジネスの相談を受ける中で見ている実態をもとにしています。順位や成果を保証するものではありません。
自分でやる範囲と、お金や人手が要る範囲を先に切り分ける
手を動かす前に、どこまでが自分でやれる範囲かをはっきりさせておきます。この記事の7手順は、下の表の上から7行がそのまま順番になっています。
作業ごとに、自分の手と無料の道具でできるか、続けるのに時間と人手が要るか、お金がかかるかを整理すると次のようになります。
スマホでは、表を横にスライドして見られます(左の列は固定)。
| 自分の手と無料の道具でできる | 続けるには時間と人手が要る | お金がかかる | |
|---|---|---|---|
| 1.AIに質問して見え方を見る | ○ | △ | — |
| 2.結果を表に記録して繰り返す | ○ | ○ | — |
| 3.基本情報と写真を見直す | ○ | △ | — |
| 4.サイトとの記載をそろえる | ○ | △ | — |
| 5.実体験の口コミをお願いする | ○ | ○ | — |
| 6.口コミに1件ずつ返信する | ○ | ○ | — |
| 7.管理画面で数字を確かめる | ○ | △ | — |
| 複数店舗の記録をまとめて見る | △ | ○ | ○ |
| 記録や返信を自動で回す | — | — | ○ |
○=あてはまる、△=一部あてはまる、—=あてはまらない
2026年9月時点、当社の整理。作業の内容から分けたもので、優劣や点数を表すものではありません
手順1から7までは、どれも無料の範囲で着手できます。お金がかかり始めるのは、店舗数が増えて手作業では追えなくなってからです。
手順1.AIに質問して、自社の名前が挙がるかを見る
最初にやるのは、自社が今どう扱われているかを自分の目で見ることです。無料で使えるAIに質問を打ち込むだけなので、今日のうちに始められます。
質問は「自社名で聞く」と「知らない人が打つ言葉で聞く」の2種類を作る
聞き方は2種類に分けます。1つは自社名をそのまま入れて、「〇〇(自社名)はどんな店ですか」と聞く形です。もう1つは、まだ自社を知らない人が打ちそうな言葉で聞く形で、「(地域名)でおすすめの(業種)を教えて」「(症状や困りごと)のとき、(地域名)でどこに行けばいい」といった質問になります。
前者では、AIが自社をどう説明しているかが分かります。後者では、自社を知らない人の前に自社が出てくるかどうかが分かります。当社では、集客に近いのは後者の質問だと考えています。
質問は5つ前後に絞り、一度決めたら文言を変えないでください。少しでも言い換えると、次に聞いたときに前回と比べられなくなります。
聞くAIの顔ぶれを決め、毎回同じ顔ぶれで聞く
聞く相手は、無料で使える範囲で構いません。ChatGPT、Gemini、Google検索のAIによる概要の3つといった具合に、顔ぶれを先に決めます。数を増やすことより、同じ顔ぶれで続けることのほうが大事です。顔ぶれが変わると、変化なのか相手が違うだけなのかが分からなくなります。
回答は、ログインの状態やそれまでのやり取りによっても変わりえます。できるだけ新しいチャットを開き、同じ条件で聞くようにします。
返ってきた答えは、名前、並んだ他社、挙がったURLの3つで見る
回答を読むときに見るのは3つです。自社の名前が挙がったか、一緒に挙がった他社はどこか、参照元として挙がったURLは自社サイトか外部のサイトか。この3つだけを、そのまま書き留めます。
なお、AIが何をどこまで参照して回答を作っているかは公開されていません。当社では、この作業で分かるのはあくまで結果であって、そこから仕組みを言い当てられるわけではないと考えています。

手順2.聞いた結果を1枚の表に残し、同じ質問を繰り返す
AIの回答は、毎回同じとは限りません。同じ質問でも、日を変えれば違う答えが返ってくることがあります。そのため、1回の結果で良し悪しを決めず、記録して並べます。この手順が、外注もツールも使わない場合の中心になります。
表は、スプレッドシートに次の列を作るだけで足ります。1行が1回の質問です。
スマホでは、表を1行ずつ縦に並べて見られます。
| 日付 | 聞いたAI | 聞いた質問 | 自社名が挙がったか | 一緒に挙がった他社 | 参照元として挙がったURL |
|---|---|---|---|---|---|
| 9月24日 | ChatGPT | 〇〇市でおすすめの〇〇 | 挙がらなかった | A店、B店、C店 | なし |
| 9月24日 | Gemini | 〇〇市でおすすめの〇〇 | 3番目に挙がった | A店、D店 | 自社サイトの店舗ページ |
繰り返す間隔は、月に1回など決めた日に固定します。質問もAIの顔ぶれも変えずに、同じことを同じようにやり直すのが要点です。質問が5つ、AIが3つなら1回あたり15行が増えます。この量なら、1店舗であれば自分の手で回せます。
比べる相手は、測り始めの自分だけです。前は名前が出なかった質問で挙がるようになったか、一緒に並ぶ他社の顔ぶれが変わったか、参照元に自社サイトが入るようになったか。見るのはこの変化です。AI検索での引用率や露出率に、公的に確かめられた合格ラインはありません。そのため当社では、「引用率〇%を目指す」といった数値の基準は作らず、始めと今を見比べる形をとっています。
手順3〜4.Googleビジネスプロフィールと自社サイトの情報を、自分の手で直す
手順1で回答を読むと、営業時間が古い、扱っていないメニューが挙がる、別の店舗の情報と混ざっているといった食い違いが見つかることがあります。ここからは、見つかった食い違いを直す作業です。
手順3.基本情報と写真を、自分で見直す
Googleビジネスプロフィールで、名称、住所、電話番号、営業時間、定休日、カテゴリ、提供しているサービスを、上から順に見直します。空欄のまま放置されている項目がないかも確かめます。当社では、ここを埋め切ることと、見た人が思わず目を留める写真を選ぶことが、自分の手で作れる土台だと考えています。
登録やオーナー確認、カテゴリの選び方といった操作の手順は、MEO対策は自分でできる?で細かく解説しています。この記事では、AI検索での見え方に直結する「情報が正確かどうか」に絞ります。
手順4.サイトとGoogleビジネスプロフィールの記載をそろえる
次に、自社サイトの記載と、Googleビジネスプロフィールの記載がそろっているかを確かめます。営業時間、料金の考え方、対応しているメニュー、電話番号のどれかが食い違っていないかを見ます。
ここで、AI検索向けに特別な作業が要るのではないかと考える方もいます。Googleは公式ドキュメントで、「AI による概要や AI モードにコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、別途特別な最適化を行う必要もありません」と説明しています。同じページでは、AI機能のために新しいファイルやマークアップを作る必要はなく、「特別な schema.org の構造化データを追加する必要もありません」とも書かれています(AI 機能とウェブサイト、2026年9月24日確認)。
つまり、自分でやることは特別な仕掛けづくりではなく、書いてある内容を正確で最新の状態にそろえることです。同じ公式ページでは、コンテンツをテキストで示すこと、構造化データと本文の内容を一致させること、Googleビジネスプロフィールの情報を最新に保つことなどが挙げられています。外注も含めた全体の順番や、どこから手を付けるかの地図は、AIO対策のやり方にまとめています。
手順5〜6.実体験の口コミをお願いし、届いた口コミに1件ずつ返信する
口コミは、自分の手で動かせて、AI検索での見え方にも関わる部分です。当社では、今後はAI検索の面でも、MEOと口コミの重要性が高まると考えています。ただし、頼み方にはGoogleのポリシーで禁じられている形があります。
手順5.してはいけない頼み方と、してよい頼み方
Googleのクチコミに関するポリシーでは、販売者側の次の行為が禁止されています(禁止または制限されているコンテンツ、2026年9月24日確認)。
- 金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスといったインセンティブと引き換えに依頼する
- その場で評価を残したり、クチコミを書いたりすることを要求、強要する
- 特定のコンテンツを含めるよう依頼する
- 否定的なクチコミの投稿を妨げたり禁止したり、肯定的なクチコミを選択的に募ったりする
- 一定数のクチコミを募るよう、スタッフに要求する
- スタッフを特定するコンテンツなど、具体的なコンテンツを含むクチコミを募るようスタッフに要求する
一方で同じページには、「インセンティブを提供したり、評価やクチコミの内容に影響を与えようとしたりせずに、実体験に基づくコンテンツの投稿を募ったり促したりする行為」は許可されると明記されています。自分でやる場合は、すべてのお客様に同じ言葉で声をかけ、投稿用のリンクを渡すところまでにとどめるのが安全です。頼み方の型は、口コミ獲得の方法12選にまとめています。
手順6.良い口コミにも、星1の口コミにも1件ずつ返信する
当社では、自分で運用する場合、口コミ1件ずつへの返信をきっちり行うことが重要だと考えています。良い口コミだけでなく、星1のような厳しい口コミにも、きちんと対応します。
返信は、書いた本人だけに向けたものではありません。その対応の仕方を、これから来店するかどうかを迷っている人も読んでいます。
返信の文面に迷ったら、Google口コミの返信方法と返信例を参考にしてください。

手順7.無料の管理画面で、自分で数字を確かめる
最後に、無料で使える2つの管理画面を見ます。Search Consoleと、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスです。
Googleの公式ドキュメントによると、AIによる概要やAIモードといったAI機能に表示されるサイトも、Search Consoleの全検索トラフィックに反映され、検索タイプが「ウェブ」のパフォーマンスレポートに含まれるとされています(前掲、AI 機能とウェブサイト)。Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス画面では、閲覧数、検索に使われた語句、ルートの検索数、通話数、ウェブサイトのクリック数を確認できます(ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する、2026年9月24日確認)。
ここは正直に書きます。これらの画面を見ても、AIの回答の中で自社の名前が何回挙がったかは分かりません。AI機能からの数字はウェブ全体の数字に含まれる形になっているため、そこだけを切り分けて見ることは、公式に説明されている範囲ではできません。だからこそ、手順2の手作業の記録が必要になります。
自分でやると続かなくなるのは、記録と口コミの2か所
7手順のうち、手順1、3、4、7は一度やれば形が残ります。問題は残りの2つです。
1つは手順2の記録です。1店舗で月に1回なら回せますが、店舗が3つ、5つと増えると、質問の数だけ回数がそのまま増えます。忙しい月に1回飛ばすと、比べる線が途切れてしまいます。
もう1つは手順5と6の口コミです。当社では、口コミが続くかどうかは、やる気ではなく仕組みで決まると考えています。声かけを現場まかせにすると、頼んでも動かないことがあり、「やっています」という返事を確かめる手立てもないためです。
この2か所を自分たちだけで越えられないと感じたときは、選択肢は2つです。1つは、記録や返信の手間を減らす有料のツールを使う道です。もう1つは、外に任せる道で、依頼先の選び方はAIO対策におすすめの会社10選で比べられます。どちらに進むにしても、手順1と手順2を一度自分でやっておくと、今どこが弱いのかを自分の言葉で説明できるようになります。

まとめ:まず今の見え方を確かめてから、続け方を決める
AIO対策は、自分でも始められます。AIに聞いて見え方を確かめ、結果を表に記録し、Googleビジネスプロフィールとサイトの情報をそろえ、口コミをお願いして1件ずつ返信し、無料の管理画面で数字を見る。ここまでは、お金をかけずに自分の手で進められます。
続かなくなるのは、記録と口コミという終わりのない2か所です。自分でやるか、任せるかは、今どう見えているかを知ってから決めても遅くありません。
その最初の1回を省きたい場合は、当社(リードクリエーション)が提供する関連サービス「HIIDEL(ヒイデル)」の無料AI診断をご利用ください。店舗名を選び、レポートの送付先を入力すると、ChatGPTとGeminiへの合計10回の質問と、Google AI Overviewsの表示確認を実際に行った結果が届きます。Google上の存在感、AIでの見つかりやすさ、口コミの充実度、Webサイトの技術品質の4つの領域を100点満点で採点し、項目ごとの根拠と、優先順位を付けた改善プランが付いてきます(HIIDELの無料AI診断、2026年9月24日時点の公式サイトの記載より)。
診断の結果は、手順1で自分が見た回答と突き合わせて読むと、いちばん役に立ちます。成果を保証するものではありませんが、どこから手を付けるかを決める材料にはなります。



































