
【2026年9月】学習塾がGoogle口コミを増やす方法|保護者に頼むタイミングと、未成年の生徒をめぐる注意点
この記事の監修者

リードクリエーション株式会社
代表取締役社長 兼 Webコンサルタント
新宮 秀也
バリューコマース国内報酬月間ランキングで1位を獲得した実績を背景に、専門的なSEO会社を設立。
理論だけでなく、実践を基にした効果的なSEO戦略を提供するのが強みです。
主力としては、地域をターゲットとした店舗向けの検索順位向上や、洗練されたWEBメディアの構築を得意としています。

PR 本記事には当社サービスのPRを含みます。
近隣の塾はGoogleマップの口コミが何十件もあるのに、自塾はひと桁のまま。教室によって件数がばらつき、特定の教室にだけ集中してしまう。当社も、複数の拠点を持つ事業者から業種を問わず、同じ相談を受けています。
学習塾で口コミが増えにくいのには、はっきりした理由があります。日々指導を受けているのは生徒で、Googleに口コミを書ける立場にあるのは保護者であることが多い、という構造です。
この記事では、保護者と会える接点を学習塾の一年に沿って整理したうえで、Googleのクチコミのポリシーで実際に確認できた禁止事項だけを示します。成果が出た家庭だけに頼む運用がなぜ危ういのか、未成年の生徒をどう扱えばよいのかも、確認できた範囲で書きます。
学習塾で口コミが増えないのは、通っている人と書ける人が違うから
口コミの増やし方の記事の多くは、飲食店や美容室のように、サービスを受けた本人がそのまま書き手になる業種を前提にしています。学習塾はここが根本的に違います。
体験しているのは生徒、書けるのは保護者
授業を受け、講師と話し、自習室を使っているのは生徒です。いっぽうで塾を選び、費用を払い、Googleのアカウントを持って口コミを書ける立場にあるのは保護者であることが多くなります。
この「体験と発信のずれ」が、学習塾で口コミが集まりにくい構造的な理由です。保護者は、子どもから聞いた話を通して塾を評価することになります。つまり、家庭で子どもが塾の話をしていなければ、保護者には書く材料がありません。
保護者が教室に来るのは年に数回しかない
飲食店や美容室なら、来店のたびに本人へ声をかけられます。学習塾で保護者が教室に来るのは、入塾時の面談、定期的な保護者面談、進路相談、講習の申し込みなど、年に数回に限られます。
接点を1つ逃すと、次の機会まで数か月空きます。口コミの件数が伸びない塾は、やる気が足りないのではなく、頼める機会そのものが少ないことが多いのです。

保護者に口コミを頼める接点を、学習塾の一年に沿って並べる
接点が少ないなら、まずどこにあるのかを洗い出すところから始めます。どの塾にも共通して起こりやすい機会を並べると、次のように整理できます。ここに挙げた時期に成果が出ると断定するものではありませんし、塾の形態や地域によって時期のずれもあります。
入塾のころ
入塾面談と、指導に慣れた最初の数か月
入塾面談、体験授業のあとの連絡、最初の学習報告
定期テストのあと
結果が返り、指導の中身を具体的に話せる時期
テスト後の保護者面談、学習報告の返却、三者面談
講習と進路の節目
申し込みや相談で保護者と直接やり取りする時期
講習の申し込み、進路相談、保護者会
ひと区切りのとき
学年が上がるときや、通塾が一区切りついたとき
進級の案内、卒塾のあいさつ、退塾の手続き
どの塾にも共通して起こりやすい接点を当社で整理したもの。塾の形態や地域によって時期は異なる
入塾して指導に慣れたころ
入塾直後はまだ判断の材料がありませんが、通い始めて少し経つと、保護者にも様子が見えてきます。最初の学習報告を渡すときが、塾の伝え方を試す最初の機会になります。
定期テストの結果が返ってきたあとの面談
保護者と指導の中身を具体的に話せる、年のなかでも数少ない機会です。テストの点数そのものよりも、どこをどう教えたか、家庭での取り組みがどう変わったかを共有できると、保護者の手元に話せる材料が残ります。
学年が上がる節目と、通塾がひと区切りついたとき
進級の案内や卒塾のあいさつは、それまでの通塾期間を振り返る機会になります。この時期に接点を作れていない塾は多く、そのまま連絡が途切れてしまいがちです。
口コミ以外の手段もあわせて考えたい場合は、業種を問わない整理として口コミ獲得の方法12選もご覧ください。
面談で指導の中身を伝えることが、口コミを書ける状態をつくる
接点の数を増やせないのであれば、1回の面談の中身を濃くするしかありません。口コミを頼む前に、まず保護者が書ける状態をつくるという順番です。
書く材料は、塾から渡すしかない
「うちの子、最近やる気が出てきたみたいです」という保護者の実感は、家庭での会話から生まれます。ただ、中学生や高校生が塾の様子を細かく家で話すとは限りません。
だからこそ、面談や学習報告で、塾側から指導の中身を言葉にして渡す必要があります。どの単元でつまずき、どう教え方を変え、どこが変わったのかを具体的に伝えることが、そのまま口コミの材料になります。
依頼は「その場で書いてください」にしない
面談の終わりに口コミの案内を渡すこと自体は問題ありません。ただし、その場で書くことを求めるやり方は避けてください。理由は次の章で説明します。
案内は、口コミの投稿画面につながるQRコードやリンク、受付のNFCタグを使い、あとでゆっくり書いてもらう形にします。面談のあとに予定が入っていることも多く、急かされると印象が悪くなります。

やりがちな頼み方と、Googleのポリシーで確認できた禁止事項
口コミを増やしたい気持ちが先に立つと、ポリシーに触れる頼み方になりやすくなります。ここでは、2026年9月24日にGoogleのマップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーを実際に開き、そこで確認できた記述だけを示して、学習塾でやりがちな頼み方と対応させます。
スマホでは、表を1行ずつ縦に並べて見られます。
| よくやりがちな依頼の仕方 | 公式ページで確認できた記述 | この記事での扱い |
|---|---|---|
| 成績が上がった家庭や合格した家庭だけに頼む | 「顧客からの否定的なクチコミの投稿を妨げたり禁止したり、肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為」は禁止 | 禁止事項に当たりうるため行わない |
| 面談の場でその場で書いてもらう | 「販売者がユーザーにその場で評価を残したりクチコミを書いたりすることを要求または強要する行為は禁止されています」 | 要求や強要はしない |
| 「担当の先生のことを書いてください」と内容を指定する | 「また、特定のコンテンツを含めるよう依頼することもできません」 | 内容は指定しない |
| 講習費の割引や教材と引き換えに頼む | 「クチコミの投稿や否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為」は禁止 | 見返りは付けない |
| 教室長に「今月10件」と件数を求める | 「一定数のクチコミを募るよう販売者がスタッフに要求すること」が例示されている | 件数のノルマにしない |
| 写真付きで書いてもらうよう頼む | 写真付きの依頼を名指しで禁じる例示は確認できなかった | 当社は内容の指定に当たると考えるため勧めない |
| 口コミを多く集めた講師を表彰する | 表彰そのものへの言及は確認できなかった | 当社は件数を競わせることにつながると考えるため勧めない |
成果が出た家庭だけに頼むと、選択的な募集になりうる
学習塾では、成績が伸びた家庭や志望校に合格した家庭にだけ頼みたくなります。実際、そう勧めている記事も少なくありません。
しかし公式ページには、肯定的なクチコミを選択的に募る行為が禁止事項として挙げられています。成果が出た家庭を選んで依頼する運用は、これに当たりうる頼み方です。依頼するなら、成果にかかわらず同じ案内を同じ時期に渡す形にしてください。
依頼してよいことも、公式に書かれている
誤解されやすいのですが、口コミを依頼すること自体が禁止されているわけではありません。公式ページには、インセンティブを提供したり、評価やクチコミの内容に影響を与えようとしたりせずに、実体験に基づくコンテンツの投稿を募ったり促したりする行為は許可されると書かれています。
つまり、見返りを付けず、内容を指定せず、相手を選ばず、その場で書くことも求めずに案内するということです。スタッフに件数を求めないことも含め、この5点を外さなければ、依頼そのものは公式にも認められています。割引と引き換えにする場合の危うさはGoogle口コミを割引キャンペーンで集めるのは違反になるので注意!でも扱っています。
未成年の生徒に書いてもらうことを、塾の施策にしない
「生徒本人に書いてもらえばよいのでは」と考える方もいますが、この記事では塾の施策として勧めません。判断の土台になる事実を、確認できた範囲で示します。
確認できたこと
Googleアカウントのヘルプには、「下記に記載されていないすべての国では、13 歳が Google アカウントをユーザー自身で管理できる最低年齢です」とあります(2026年9月24日確認)。日本は個別に列挙された国の一覧に含まれていないため、この13歳が適用されます。
またGoogleマップのヘルプには、匿名でクチコミを追加することはできず、ユーザー情報ページに表示されている自分の名前がほかのユーザーにも表示されると書かれています(2026年9月24日確認)。生徒が投稿すれば、その名前が公開されるということです。
確認できなかったこと
Googleマップのクチコミの投稿そのものに、アカウントの年齢とは別の独立した年齢条件が定められているかは、公式ページで確認できませんでした。確認できていない以上、「何歳から書いてよい」と塾が判断する根拠はありません。
そのうえで、保護者のアカウントを使って生徒に書かせる、教室の端末で書かせるといった運用も勧めません。名前が公開されること、書いた内容が長く残ることを、未成年本人に判断させる形になるためです。
書き手として想定するのは保護者だと決めておくのが、塾側にとっても保護者にとっても安全です。生徒が自分の意思で投稿することはありますが、それは塾が働きかける話ではありません。
口コミにも返信にも、個人が特定される情報を持ち込まない
学習塾の口コミには、担当講師の名前、子どもの名前、在籍している学校名、合格校名が書かれやすいという特徴があります。公式ページには、本人の同意なく個人情報を配信または投稿することは禁止されていると書かれています(2026年9月24日確認)。
依頼文で書く内容を指定しない
内容の指定がポリシー上できない以上、依頼文に「お子さんの学校名と合格校を書いてください」といった例文を載せるのは避けてください。書く内容を思いつかない保護者には、「通われてのご感想をそのままお書きください」とだけ伝えます。
返信で塾側から書き足さない
口コミへの返信は、塾側が書く公開の文章です。保護者が書いていない子どもの氏名、在籍校、合格校を、返信で塾側が書き足すことはしないでください。
返信は星の数にかかわらず1件ずつ行います。良い口コミだけでなく、星1の厳しい口コミにもきちんと対応することが大切で、その対応の仕方をほかの保護者も見ています。返信の書き方はGoogle口コミの返信方法と返信例を解説!NGな口コミ依頼方法に注意にまとめています。
教室ごとのばらつきは、教室長の頑張りではなく本部の仕組みで埋める
複数教室を持つ塾では、口コミの数が特定の教室に偏ります。これは教室長の熱意の差というより、仕組みがない状態で現場に任せた結果として起こります。
本部が伝えても、現場は動かない
当社が多店舗の事業者から相談を受けるなかでよく聞くのは、本部が「口コミを集めてください」と伝えても現場が動かない、という話です。「やっています」と言われても、実際に取り組んでいるのかを確かめるのが難しいという悩みもあります。
学習塾は、本部と教室に分かれた多拠点運営の典型です。そして保護者に会えるのは、多くの場合で教室長だけです。
授業を担当する講師が日々接しているのは、保護者ではなく生徒です。つまり依頼の負担は、構造的に教室長ひとりに集まります。
見えるようにすることから始める
打ち手は、教室長の頑張りに期待することではなく、どの教室がどの接点で案内できているかを本部が把握できるようにすることです。見えていないものは改善できません。

当社(リードクリエーション)は、店舗ビジネス向けのAIO対策プラットフォームとしてHIIDELを提供しています。公式サイトで確認できる範囲では、AI検索での推薦状況を測るAI検索エージェント、口コミ獲得エージェント、返信の下書きを作る返信エージェント、寄せられた声を観点別に分類する分析エージェントの4つを備えています。
目的は、教室ごとの状況を本部が同じ画面で確かめられるようにすることです。教室や講師を件数で競わせるための道具ではありません。一定数のクチコミを募るようスタッフに要求することは、公式ページでも禁止の例として挙げられています。
口コミがAI検索での見え方にどうつながるかはGoogle口コミはAI検索にどう影響する?で解説しています。
まとめ
学習塾の口コミが増えにくいのは、体験する生徒と書ける保護者が分かれていて、保護者と会える機会が年に数回しかないからです。この前提を押さえずに、ほかの業種の手順をそのまま持ち込んでも成果にはつながりません。
要点は4つです。保護者と会える接点を一年分書き出すことと、面談で指導の中身を伝えて書く材料を渡すことが、その前半です。
後半は、成果で相手を選ばず、内容も指定せず、見返りも付けず、その場で書くことも求めずに案内すること。そして、未成年の生徒に書かせることを塾の施策にしないことです。
教室ごとのばらつきが気になる場合は、まず自塾の見え方を確かめるところからで十分です。当社が提供するHIIDELの無料AI診断では、店舗名を入れるだけで1〜2分で、Google上の存在感、AIでの見つかりやすさ、口コミの充実度、Webサイトの技術品質の4つの領域を100点満点で採点し、優先順位を付けた改善プランが出ます(2026年9月24日時点、公式サイトより)。診断は無料で、契約の義務はありません。
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